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(スピードフォーム)工法
    
有限会社 創友

■材料特性(主部材のスレートボード)

項目 規格・強度
形状・寸法 1000×390×10
圧縮強度 30N/mm2以上
曲げ強度 15N/mm2以上

■スレートボードの性能評価試験
 スレートボードと打設コンクリートが一体になった場合にどのようになるか、「曲げ強度試験」、「凍結融解試験」、「中性化試験」、「塩水噴霧試験」を高知工業高等専門学の環境都市デザイン工学科 准教授 井克則先生お願いして試験を行った結果、打設コンクリートと同等以上の結果を得ることができました。
 なお、供試体は、100×100×400mmの角柱供試体とスレートボードを一体に打設したものを使用しました。



・曲げ強度試験結果
   板無しの供試体と比較すると大幅に曲げ強度が向上しました



・凍結融解試験
  凍結融解試験300サイクル終了後の供試体における、シュミットハンマを用いた非破壊圧縮試験結果を示します。板側の@を除けば、材齢28日における圧縮強度(26N/mm2)と比較し極端な強度低下は見られません。露出させたコンクリート面は圧縮強度が約1/2程度となっていることが分かります。また、スレートボード自体の損傷は少なく、耐凍害性に優れていることが分かります。



・促進中性化試検
 促進中性化深さの測定結果を示します。コンクリート表面からの中性化深さは材齢とともに大きくなっていますが、スレート板で覆っているコンクリート面は全く中性化が進行していません。これは、スレートボードが緻密な構造で、二酸化炭素のコンクリートへの進行を遮蔽していることが分かると思います。



・塩水噴霧試験
 コンクリート表面から深さ10〜20mmにおけるコンクリートの塩分含有率を下表に示します。試験後のコンクリートの塩分含有率は、スレート板有りの供試体が板無しのものより0.08%程小さくなっています。よって、スレートボードが塩化物の浸透を抑え、コンクリートの塩害を低減できることが分かります。

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(主部材のスレートボード)
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(高知県用・他県は変動あり)
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(利用者のアンケートより)
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