19年度の高知県ワンデーレスポンス結果

19年度の高知県のワンデーレスポンスの結果は、下表のような結果となりました。
高知県の全工事と、18件の結果をグラフにすると工事評価点が、3.8点向上しました。





高知県の優良工事対象となる80点以上の割合も普段の工事の5倍以上でした。CCPMを全工事で実践している某社では、半数以上が80点を超えるようになっています。
 この会社は、確実にCCPMを活用して社員に変化が表れてきています。会社の改革、社員教育の道具として利用されています。
 しかし、各社、壁にあたり、もがいて、考えて少しづつ進んでいると思います。そして、コミュニケーションの向上が見られます。
 各社,CCPMを活用して、どのように変化をもたらすかは、各社のリーダを中心とした知恵(潜在力)をいかに引き出せるかによると思います。
 現在の会社の問題の一つはコミュニケーション不足による、情報共有不足です。それに伴い、ムダ、ムリ、ムラが発生しています。
 これを、少しでも克服して、人材を育てていくことが大切と思います。




利益率、工期短縮に関するデーター集計は、現場の設定工期、受注金額の割合によりますので、詳細な集計はしていませんが、工期短縮、利益率が向上した会社はありますが、その会社は、工事評価点も高い場合が多い傾向にあります。
 工事評価点が高い会社は、受注者は発注者を、発注者は受注者をお互いを褒めったていることが殆どです。低い場合は、この逆の場合が殆どです
 この傾向は何を示しているのでしょうか、やはり、目標共有され、一緒に仕事をしている感覚が高いのではないかと思っています。
 発注者と一緒に、住民の要求しているものを構築していく。そうすれば、必然的に成果は上がってくるのではないでしょうか。